飲食店では、新型コロナウイルスへの感染リスクを抑える目的でお客様との接触を避けるのと、人手不足の解消のために、配膳ロボットと言われる搬送ロボットを導入するところが増えてきています。注文された料理を厨房からお客様のところへ運んだり、食べ終わった食器を下げたりするのにロボットが使われ始めています。
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また、熊本市の図書館でも感染予防のため、利用者への本の貸し出しに、同様の搬送ロボットを利用する実証試験を始めました。利用者が、カウンターで希望の本を伝え、案内されたテーブルで待っていると、ロボットが希望の本を持ってくる仕組みです。図書館では業務を軽減し、人との接触を減らすことで新型コロナウイルスへの感染防止効果を期待しています。
出典:朝日新聞社
ソフトバンクロボテックス社は、2021年1月から配膳ロボット「Servi」(サービィ)を発売予定しています。「Servi」はSLAM(スラム)という技術を使って、導入時に必要なテーブルや天井に目印などを設置することなく、ロボットが自ら店内のレイアウトを頭の中に描きながら、自分が今どこにいるかを認識しながら移動するため、配膳だけでなく下膳も出来ます。
出典:ソフトバンクロボティクス