配送ロボット公道走行実証実験始まる

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日本郵便は、2020年10月26日~2020年11月20日、東京都千代田区の東京逓信病院~麹町郵便局間で配送ロボットによる輸送配送実証実験を公道(歩道)で実施しました。これはラストワンマイル配送における配送ロボットの可能性を検証し、配送の省力化の推進を目指し、同時に遠隔監視のよる走行です。

実証試験には株式会社ZMPが開発した無人宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」が使われています。「デリロ」は最大速度6km/hと人が歩く程度の速度で走行する低速自動運転ロボットで、複数のカメラやレーザーセンサーを搭載し周囲の通行人を検知し、自動で回避したり、障害物の手前で安全に停止することができる他、声で存在を知らせたり、道を譲ってもらうようにお願いするなど、人と共存できます。

日本郵便は、2017年から自動配送ロボットの実証試験を、実際の配送環境や道路環境に近い私有地での試験を経て、今回、日本初となる公道での実証試験を行いました。

(出典元:テレ東NEWS)

 

同様に楽天と横須賀市が横須賀市馬堀海岸地域の住宅地で、スーパーからの商品配送サービスの実現に向けた公道走行実証試験を2020年から12月14日から開始しました。使用する配送ロボットはパナソニック株式会社の低速・小型の自動配送ロボットです。走行中は馬堀海岸地域から約5km離れた「横須賀リサーチパーク」から自動配送ロボットの遠隔監視を実施しました。

(出典元:ロボットスタート株式会社)

 

政府は、行動での自動走行ロボットを使った無人配送を2021年度中にも解禁する方針を固めました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、非対面での宅配サービスの需要が高まっていることへの対応と同時に、慢性的な人手不足が続く物流業界の支援につなげる狙いもあるようです。早ければ今国会で、関連する道路交通法改正案や道路輸送車両法改正案を提出し、無人ロボットの走行を想定していない現行法を改正し、公道上での移動可能を目指します。自動車や歩行者との衝突などの事故にも配慮する必要があることから、ロボットの大きさや速度なども法令で定める方針です。具体的には、1度に数十キロ・グラムまでの荷物を収納し、速度は、人が歩くのと同程度の時速4〜6キロとする方針で調整しているとのことです。

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