新型コロナウイルス感染症については不確かな情報も多いですが、コロナウイルスを過剰・過敏に恐れて生きづらさを感じてしまわないよう、正しい情報をもとに正しく対応することが大切です。
新型コロナウイルスはたくさんの人が集まる場所での感染が確認されています。
これまで集団感染が確認された場に共通していることは、
- 密閉空間で換気の悪い状況であった
- たくさんの人が密集していた
- 互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われた
という 3 つの条件が同時に重なった場です。こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。そのため、これらの3つの条件ができるだけ同時に揃う場所や場面を予測し、避ける行動をとることが大切です。
3つの条件を揃えないためのポイント
- しっかり換気する
- 人の密度を下げる
- 会話や発声する場合は、近距離を避ける
3つの条件を揃えないために、実際福祉の現場で気をつけていることをご紹介したいと思います。
- 定期的な換気
休憩時やお昼休み時間には、定期的に窓やドアを開けて換気をしています。
- 手洗い、うがい、手指の消毒、咳エチケットを実行する
利用者と職員は「マスク着用、手洗い、うがい、手指の消毒、咳エチケット」を徹底しています。
- 共用箇所など頻繁に触るものの消毒
ドアノブ、パソコンキーボード、コピー機など頻繁に触る共用箇所は、消毒用アルコールなどを用いて定期的に消毒するようにしています。
- 訓練・業務での工夫
訓練や業務では、席の配置を一つ飛ばしするまたはお互いの距離を1~2メートルほど空けるなど人の密度を減らしています。面談が必要なときは、マスクを着用したうえで、隣同士で近距離での会話ではなく、机を挟むなどお互いに十分な距離を保っています。
(情報提供:就労移行支援ひゅーまにあ)
今できることは、「またか」と思われるかもしれないが、手洗いの励行に加え、「密閉・密集・密室」における他人との濃厚接触を避けるという努力は今後も続け、何とかこの難局を乗り切りたいものです。
以下サイトは正しい手洗いの動画です。手洗いはやっていると思っている方も、一度正しく手洗いができているかを自己チェックしてみてください。小さなお子様は、大人がチェックして教えてあげてください。