このたび、ロボット機器導入する際の情報提供を目的に、最新ロボット機器の情報をコラムにてご紹介していくことにいたしました。
今回は、麻痺した手の曲げ伸ばしを補助するリハビリ機器パワーアシストハンド・レッグをご紹介いたします。
現在、麻痺した手足のリハビリは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)など専門家ならびに麻痺したご自身やご家族の方など人の手で行なっています。リハビリ訓練では「時間が足りない」「毎日やってもらうのは大変」「自分で行うのは難しい」という声を耳にします。このリハビリテーションロボットパワーアシストハンド・レッグ機器を使うことでリハビリをサポートしてくれます。自分のやりたい時間に好きなだけリハビリすることができ、人に頼む煩わしさや時間が足りないなど課題を解消します。麻痺したご自身が元に戻ってほしい、家族の治ってほしい気持ちに応える機器です。
①どんな仕組みなの?
空気圧を使うことでやさしく動かし、低圧のポンプを使うことで過剰なパワーがかかることを防ぎました。
②どこで使われている?
主にリハビリ施設や介護老人施設などで使用されています。
③どのくらいやるといいの?
300回(約20分)2セットを毎日継続して行うことが良いと言われていますが、使いはじめは、体調にあわせて100回程度から徐々に回数を増やしていくことをおすすめします。
④装着方法やお手入れなどはどうすればいいの?
【パワーアシストハンド】
<装着方法>
<装着時の注意点>
<お手入れの仕方>
<手動モードの説明>
【パワーアシストレッグ】
<装着方法>
<お手入れの仕方>
⑤機器購入等の問い合わせはどうすればいいの?
株式会社エルエーピー
TEL:046-204-9343
高齢化と少子化により福祉ロボットは注目されています。進化が目覚ましいロボットを正しく理解し、安全・安心・適切に活用の仕方を学んでみてはいかがでしょうか?
福祉ロボット検定はこんな方におすすめです!
◎福祉・介護について多くの知識を吸収したい、進学・就職の際に役立てたい方
◎介護に直面している、介護と自分の生活を両立したい、方法や相談する先がわからない方
◎介護者、要介護者双方への体の負担の軽減、時間や労働における離職防止など施設内使用を検討されている方